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2017年08月28日

伝統を守り抜くこと

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伝統を守り抜くこと

みなさん、こんばんは。仙台税理士・公認会計士の伊藤宏平です。

週末の土曜日・日曜日は、8月の中で一番暑い夏日だった気がします。

そんな中、各種イベントがあり外を歩いていてたので日焼けをしました。ここ2年トライアスロンに出場できていないのですが、参加していた当時は、ユニフォーム焼けがするほどくっきりに焼けてましたし顔も日焼け止めの甲斐もむなしく真っ黒でした。その影響か最近、顔のシミが少し気になってしまっています(笑)

そんな暑い夏日の中にあると冷たいものが欲しくなりますが、暑いときこそ熱いものを食べるといいそうです。ということで先日、私の中で一番大好きなラーメン店に足を運びましたのでそのレポートを書きたいと思います。今日は完全な趣味のお話です。

目次

このラーメンは絶品です。

さて、このラーメンの写真をみてどこのお店のものかわかります?この写真だけでどこのラーメン店か分かった方は、かなりのラーメン通です。

もともと前職の仕事で岩出山に行く機会があり、その際にお客さんに連れて行ってもらったのが始まりでした。かれこれ9年近くこのお店に通っています。

もうお分かりですかね?答えは、宮城県大崎市の岩出山(有備館で有名)にある「いろは食堂」です。

メニューは全部で3種類

この写真は、いろは特製ラーメン(税込1,000円)です。

ラーメンのスープは、しょうゆベースです。化学調味料の味がせず最後まで飽きずに味わえます。スープをしっかり絡んでいる白くて細い麺も特徴的です。そしてトンテキ(豚肉の素揚げ)がのっているのですがこれが味がしっかり染みていてうまいんです。お肉の硬さも簡単にかみ切れる硬さで子供や女性でも全く問題ないです。

特製ラーメン以外にも通常のラーメン(税込800円)があります。トンテキが苦手な人は、通常のラーメンをお勧めします。ラーメンでも満足できます。何といってもスープと麺が美味しいんです。

他には、一日限定5食のかつ丼もあります。正直、かなり気になっています。かなり美味しいと前評判があるのですが、このお店に足を運んでしまうといつも特製ラーメンになってしまっています。次回こそと心に誓うのですがいつも頼んでいません(笑)どなたか食べた際には感想を聞かせてくださいね。

ラーメン以外にも名物があります

上の写真は、箸休めに差し出される漬物です。これがラーメン以外の名物の1つです。夏はナスとミョウガの漬物ですが季節によってきゅうりの漬物やたくあんも出てきます。美味しい漬物が故に常連さんが販売しないのか尋ねたところ販売すると品質とか面倒だしお店のお客さんに食べてもらえる程度に作るのでちょうどいいと言っていたそうです。どこかのバイヤーがオファーをしたという逸話のようです。それくらい正直美味しいです。

もう一つ名物があります。それは、お店のホールを切り盛りしている女将さんです。これがかなりの名物です。何が名物なのかというとこのお店勝手に店内に入ることができないお店です。どういうことかというと、勝手に店内に入ろうものなら怒られます(汗)並ぶようにと一喝されます。お店の軒先に椅子が用意されていてお客さんはみなそこに黙って並んでいます。お店の席の空き具合とラーメンの出具合を調節してうまいタイミングで女将さんが並んでいる人に「次何人?」と聞いてきます。「○人!!」と返事をすると「いいよ!おいで!」と言われて初めて店内に入ることを許されます。店内に入っても女将さんに座る席を指定されます。違う席に座ると怒られますので要注意です。

お店に入ってもまだ試練はあります。そう、勝手に注文を言えないんです。「すみません~注文いいですか?」なんて言ってしまうと「順番に取りに行くから待ってなさい!!」とまたしても怒られます。初心者は、周りの状況を見てマネするか知らずに注意されて覚えるかといった具合です。何回も来ているとこの人は、常連かそうじゃないかよくわかります。怒られている様子を見るのも名物の一つかなと最近見ていると感じます。あっ!!あの人勝手にお店に入ってきたぞ!女将さんに怒られるぞ、とか観察しているのも面白いです(笑)

お店の場所

さて、そんな「いろは食堂」ですが、場所は、岩出山の商店街の裏手にありますが非常にわかりずらいです。仙台市内から高速道路で古川インターまで行き、下道で岩出山まで行って60分程度でつきます。11時に開店ですが10時30分に行かないと平日でも30分から1時間程度は並びます。店内は、テーブルが6つ程度で女将さんがホールを一人で担当しています。厨房は息子さんとその奥さんらしき人の2人です。

最後に

このお店のメニュー、味、スタイルは、私が通い始めた9年前から全く変わっていません。相席する常連さんとお話をしていてもむかーしから全く変化ないそうです。そうした伝統を守り抜いているからこそ老若男女そしてたくさんの県外からのお客さんが絶えず足を運ぶんだと思います。是非興味を持った人がいらっしゃれば一度足を延ばしてご賞味ください。後悔はさせませんので。

仙台税理士・公認会計士の伊藤宏平でした。

それでは、また。