みなさん、こんばんは。仙台税理士・公認会計士の伊藤宏平です。
今回は、私の趣味である自転車の大会についてお話しします。
9月18日(日)にツールド・東北2016に出場してきました。
出場したのは、南三陸フォンド170km。
【0km スタート地点-石巻専修大学】
前日17日(土)の夜から雨がしとしとと降り始めました。
日曜日の予報も雨とコンディションとしてはあまりよろしくはありませんでした。
しかし、同じ自転車好き、被災地を応援したいと考えている人達が集まっておりテンションは高まっていました。
スタート時刻、朝6時を待っている状況。
さぁ!行くぞ!!

【20km地点-女川駅】
最初のエイドステーションです。たくさんのボランティアの方々が前日から準備してくれていました。
つみれ汁が冷えた体を温めてくれます。
ボランティアの方々の温かさも身にしみます。
本当にありがたいです。

【40km地点-雄勝】
徐々に三陸特有のアップダウンが始まりました。
周りにたくさんロード乗りがいるからでしょうか、楽しんでいる自分がいます。
ここでは、ホタテ焼きが振る舞われていました。
こんなにおいしいホタテは初めてです。

【60km地点-神割崎】
関門が設けられていました。
残り15分での関門到着でした。
リタイアするわけにはいきません。
ここでは、ひじきおにぎりとワカメおにぎりをいただきました。
自転車ってカロリー消費が高いですね。
食べ物が身に沁みます。

【85km地点-歌津】
アップダウンが続きます。
結構、しんどくなってきました。
概ね半分の距離が終わりました。
ただ、まだ半分あります。
ここでは、南三陸産のタコ入りカレーライスをいただきました。
スパイスが効いてるのとタコが思いのほかカレーにマッチしておいしかったです。
お代わりしたいくらいですが他の参加者もいますし断念。個人的にまた食べたい味でした。

【103km地点-蔵内】
折り返し最初のエイドステーションです。
何でこんなに登りが多いんだと思わず思ってしまいました。
ここでは、お饅頭とワカメスープをいただきました。

【122km地点-南三陸ホテル観洋】
既に122km到達。もうゴールが見えてきたという感情が湧いてきました。
雨で路面も濡れていますし気を今一度引き締めました。
ここでは、三陸名物のフカヒレスープをいただきました。
やっぱり体が温まります。この時点でも雨が降っていました。
雨の走行には慣れましたがやっぱり少し立ち止まると寒さとの闘いになるというものでした。

【135km地点-神割崎】
今年から設けられたエイドステーションでしょうか?
二度目の神割崎でした。
水分補給所で食べ物はありませんでした。
ただ後半で足も疲労が蓄積されかつ、登りが多くなってきたためこうしたエイドステーションはとても貴重です。

【147km地点-河北 】
神割崎からこの河北までの間の登りが今大会で一番強烈な登りでした。
自転車を降りて押す光景が沢山目に入りました。
地獄坂、激坂とでもいうのでしょうか。
近くの沿道の住民が、乳酸が貯まる最後の坂だ!!と、激を飛ばしていました。
しかし、この坂を越えてから最難関の坂が待っているとは誰も想像していなかったのではないでしょうか(笑)
坂を越えて、海岸線の平坦な道を数キロ行くと最後のエイドステーションがありました。
ここでは、茶わん蒸しをいただきました。
残り23km。最後まで楽しんでいくぞ!!

【170kmゴール地点-石巻専修大】
最後の23kmは、川沿いの平坦をチーム4人で引っ張りながら制限時間の17時30分に間に合わせるために全力疾走です。
弱虫ペダルのアニメ並みに先頭のチームメンバーがけん引してくれました。
ありがとうAさん。15kmくらいを32km~33km/hで走れました。
制限時間10分前に無事にゴールすることができました。
【編集後記】
雨の中で始まった2016ツールド・東北。
最初は、どうなることかと思いました。
雨で体は冷えますし、いつも以上にブレーキに緊張感を感じました。
パンクしている自転車をたくさん見ました。また落車も。
中々、ゴールしがいのある大会でしたが、本当に大会を支えてくれたボランティアの方々には感謝です。
雨が降る中、前日から準備し、当日は、笑顔を絶やさず私たちをサポートしてくれました。本当にありがとうございました。
また、雨の中、沿道でたくさんの住民の方達から声援をいただきました。力になりました。ありがとうございました。
残念ながらすべての住民の方達がこの大会を快く思っているわけではありません。
でも、私たちもこうして、参加することによって少しでも経済的な協力ができれば思って参加しています。
今後もこうした大会は継続してほしいと思います。
仙台税理士・公認会計士の伊藤宏平でした。
それでは、また。