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2016年11月03日

道半ばですね【独立までの軌跡14】

道半ばですね【独立までの軌跡14】

みなさん、こんばんは。仙台税理士・公認会計士の伊藤宏平です。

さて、私が独立を志したのは、今年の6月でした。

きっかけは、私が担当している監査クライアントの株主総会が終わり、有価証券報告書も提出し一年の監査業務が終わった段階でした。

ちょっとした詳細は以下で。

転換期は誰にでも訪れる。それを見て見ぬするかは自分次第。

何といえばいいのでしょうか。

達成感とともに脱力感というか、無気力感というか、あぁ、業務完了したなという気持ちが率直な感想でした。

その時、ふと自分はこれからこのまま監査法人に定年の数十年残り続けるのか?それとも、えいやーっと飛び出して一国一城の主として生きていくのか?

自問自答の日々が続きました。

いやぁーーー。住み慣れたところを出ようとするって本当にものすごいエネルギーを必要としますね。

今の今でも独立の気持ちはある中で、不安というものに襲われながら日々を過ごしています。

そんな時は、自分にいつも言い聞かせています。不安になって当然だろと。歩いたことのない道なんだもの。でも歩いたことのない道って新鮮じゃないかな?

見たことのない景色が見れるんじゃないのかな?と。

それ以外にも、最近は、既存の仕事をしながら、独立している先生達に積極的に接点を持つようにしています。

自分がこれから生きていく領域の先人達です。私が経験していないたくさんの経験をしています。

同じように監査法人や勤務会計士から、同じように迷いながらえいやーっと飛び出した方達です。

外に出た理由は人それぞれですが、独立して生きていくということは、自分で稼いでいくということに変わりはありません。

凄いことですよね。自分で獲得していくってことは。監査法人にいる職員としては、あまり想像ができないことだと思います。

監査法人にいると業務はお膳立てされていて業務を実際に提供する立場を経験することはできます。しかし0から一を作り出すことを経験することは中々、巡り合えないと思います。

だからこそ独立している先生たちを私は尊敬しますしお話を聞いていると自分が独立するんだという気持ちを再確認することができます。

最近は、たくさんの独立した先生たちとお会いしていたおかげで顔と名前を認知いただけるようになってきました。

その結果、「いつ辞めるの?」とか、「辞めるならいついつまでに周りの先生たちに公表した方がいいよ」とかアドバイスを頂けることもあります。

ありがたいことです。助け合いの精神をビンビンに感じます。

まだ道半ばですが、自分なりにもがき苦しんで心を固めたいと思っています。「一度きりの人生、悔いのない人生を」

もし私と同じように人生の岐路に立っている人がいらっしゃって私のブログでちょっとでも共感を抱いてくれたらうれしい限りです。

仙台税理士・公認会計士の伊藤宏平でした。

それでは、また。