みなさん、こんばんは。仙台税理士・公認会計士の伊藤宏平です。
さて、今日は丸一日中、品質管理の研修でした。研修中に感じたことをつらつらと書きたいと思います。
研修と言っても海外のマニュアルを和訳したもので良く意味がわからず、講師の先生も
所々、「私もこの部分はよくわからず・・・」という始末。これで本当に品質保てるのか不安になりました。
結局は、個人個人がしっかりマニュアルに従って業務をすれば品質を守ることはできるのでしょうが
会社が大きくなりすぎると会社が提供するサービスを一定水準に保つのは大変なことなんだろうなと感じました。
目次
【監査法人が品質を保つことの重要性】
品質を管理することって仕事の成果物の精度を一定に保つ目的があると思います。
Aさんが作成した成果物とBさんが作成した成果物にレベルによって差はあるにしても会社が決めている合格点はAさんもBさんも取らなくてはいけません。
合格点がとれないままお客さんに提供されることは、会社の仕事の質が低い、もしくは訴訟沙汰になるなどリスクが高まります。
大企業になればなるほど、多くの社員が業務を提供するわけですが、誰が作成しても一定以上の成果物を保つことの重要性が増すわけです。
監査法人でいえば、自社の監査クライアントに実施した監査手続や監査結果が後に間違っていたとなると大問題となります。
最近起きた東芝の粉飾事件の影響で金融庁やJICPAのレビューが頻繁に監査法人をチェックする体制となりました。
監査は、独占業務です。法律によって守られています。
しかし、監査の品質を保てない監査法人がある場合、その監査法人は市場から締め出されてしまいます。
【独立したとしても品質管理の重要性】
独立して小規模で業務をやったとしても業務の品質を守ることって重要だと思います。
小規模でやっていると、仕事の成果、精度って個人の評判にもつながります。
会計事務所として税務業務をやる場合、税務調査などによって追徴されることもあります。
申告書にハンコを押している以上、責任はハンコを押した本人に発生すると思います。
こうした事態を避けるためにも小規模であったとしても品質を管理する仕組づくりは重要です。
当たり前ですよね。
【編集後記】
日中は、日差しがまだまだ暑いのですが、夜になると涼しさを感じ始めました。
あっという間に9月になりますしもうすぐ秋ですね。
仙台税理士・公認会計士の伊藤宏平でした。
それでは、また。