みなさん、おはようございます。仙台税理士・公認会計士の伊藤宏平です。
先日ニュースを観ていたら最近は、保育所や幼稚園の子供たちの声がうるさいから近所に作らないでほしいという要望があり中々作ることに踏み切れないという内容を観ました。
私の両親の時代とは大きく世の中が変化して今や両親共働きなんていうのは普通のことになりました。そして核家族が多くなりお爺ちゃんお婆ちゃんが孫の面倒をみるという場面も少なくなりました。そんな時代の変化があるからこそ子供を預けるために多くの保育所や幼稚園を作ってほしいと求められています。
時代が変われば家族の在り方も変わっていき同居するということに親も子も躊躇してしまっています。最近では近居もいう近所に互いの住居を構えるというスタイルもあるようですが・・・。
話を戻しますが、子供を育てるために親は働く必要があります。そういった思いが私はあったのでニュースの内容を観た時に複雑な気持ちになりました。保育所や幼稚園を作られる近所の方たちとしては、平穏に暮らしていたところに急に保育所や幼稚園ができて騒がしくなることを嫌がるのも一理あります。こういったものは永遠のテーマであると感じます。
似たような話で、前職の新人時代にお客様から「同じ報酬を支払っているんだから新人を連れてくるな!!うちは新人の養成所じゃない!!」といったクレームを受けたことがありました。
お客様の言っていることは非常によくわかります。確かに同じ報酬を支払っているんだからしっかりやって欲しい。新人に対して同じ質問や面倒な質問を受けたくないといった気持ちがあります(もちろん報酬を下げる口実に言われている部分も少なからずあるのは気づいています)。
ただ、世論の意見を恐れずに言うとすれば、みんな幼少期があって周りに迷惑かけながら成長したということ、誰もが初めから熟練の社員ではなく新人時代を経験して自社、お客さんに揉まれながら成長して社会に貢献できるようになったということ。この気持ちをみんなが心の片隅に少しでもあれば世の中がもっと良くなるのにと感じます。
~編集後記~
昔のように見知らぬ人が子供たちを叱るという光景を見なくなりましたね。むしろ親じゃないのに叱ることが変質者として見られるような気がします。
私の両親は、共働きであったために幼少期によく2時間~3時間くらい近所の親の知り合いに預けられていました。そこのおばちゃんがまぁ厳しくて、親指舐めを辞められない私の親指に七味唐辛子をまぶすということがありました。それくらい積極的に他人の子供にも関与してくれる人も多かったと感じます。ただ、七味唐辛子程度では治りませんでしたが(笑)
仙台税理士・公認会計士の伊藤宏平でした。
それでは、また。