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2016年12月28日

方針変更は慎重に【独立までの軌跡35】

方針変更は慎重に【独立までの軌跡35】

みなさん、こんばんは。仙台税理士・公認会計士の伊藤宏平です。

さて、会社の方針の変更について思いを書きたいと思います。

私の会社の今までの方針は、「お客様第一」でした。

これがここ最近、「品質第一」にさらっと変更されました。

変更した背景には東芝など昨今の監査の品質低下が叫ばれてる中で、

監査を公認会計士の独占業務として守るため、それは同時に自己の会社を守るための判断だと感じています。

確かに言いたいことはわかります。ごもっともだと思います。監査を生業として生きている我々にとって監査の品質が低いと言うことは、経済の番人としての資格がないということだと思います。

分かるんです。自分もこの世界に身をおいているので。ただ、お客様第一という方針は、大々的に残してほしかったです。

それとね、監査の品質が下がったのって監査報酬が頭打ちになったから、非監査に力を入れろと舵取りをきって監査を疎かにしてしまった付けだと感じています。

それとねパートナーが余りにも営業や間接業務に時間を取られ過ぎて監査へ関与しなくなったのも原因だと感じます。

品質の重要性は大事です。でもそれは当然なことであって方針にすることでもない気がします。

やっぱりお客様あっての仕事でしょ。

みなさんは、どう感じます?

仙台税理士・公認会計士の伊藤宏平でした。

それでは、また。