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2017年11月08日

会社設立時に提出する定款とは?

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会社設立時に提出する定款とは?

みなさん、こんにちは。仙台税理士・公認会計士の伊藤宏平です。

会社設立って大変そうに見えますよね。専門的な気がしますよね。
私も初めて会社設立の支援を経験した時は、書類作成だけでなく提出書類の多さに驚きました。
そんな経験から今回は、会社設立する際に提出する書類について何回かに分けてお話していきたいと思います。

~ストーリー~
会社設立すると様々な場所に提出する書類があります。
今回も新人宮城くんが初めての会社設立にあたって悩んでいますね。ちょっとその様子をみてましょう。

伊藤所長
宮城くん、昨日は遅くまで残ってたけどどうしたんだい?

新人宮城くん
所長。実は、先日会社形態の相談を受けたお客様から株式会社での会社設立をしたいとお願いされたんです。

伊藤所長
へぇ~。宮城くん良かったじゃないか。お客様も宮城くんの説明に納得してくれたんだね。だけど何を今は悩んでいるんだい?

新人宮城くん
会社設立に当たって司法書士の先生と打ち合わせしているんですが、会話の中で出てくる書類名が聞いていてよくわからなくて・・・。

伊藤所長
そうだね。確かに会計事務所では普段税務署向けに提出する書類であれば宮城くんも聞いたことあるけど、司法書士先生の業務の領域で提出する書類には、馴染みがないかもしれないね。でも書類名が分からなくて悩むなんてその書類のことを知ろうとする好奇心を持つことはとても大事なことだね。

新人宮城くん
ありがとうございます。ぜんぶ専門的でついていくのがやっとでした。

伊藤所長
せっかく好奇心をもって取り組んでいるんだし知ってて損はないから司法書士先生が話していた書類について勉強してみよう。

新人宮城くん
はい!!よろしくお願いします。

伊藤所長
よし、まず司法書士先生は、会社設立にあたって「定款」という書類のことを話してなかったかい?司法書士先生は、定款を代行して作成するんだよ。

新人宮城くん
「テイカン?」ですか?確かにそんな名前の書類のこと言っていました!!

伊藤所長
そう。「定款」というのは、簡単に言えば会社の組織や運営に関する基本的なルールのことなんだ。会社にはこうした基本的なルールを決めないと設立を認められていないんだ。決めるべきことは沢山あるんだけどここでは絶対に決めないといけないことについて説明していくね。まず①会社の商号、②会社目的、③本店所在地、④設立に際して出資される財産の価額または最低額、⑤発起人の氏名又は名称及び住所、⑥発行可能株式総数といった細かいルールを決めていくんだよ。

新人宮城くん
へぇ~。定款って会社の基本的なルールのことなんですね。所長、司法書士の先生が役場がどうのこう言っていたんですが一体何のことですか?

伊藤所長
うん。司法書士先生が言っていた役場というのは、「公証人役場」のことだね。

新人宮城くん
「コウショウニンヤクバ?」ですか??

伊藤所長
そう。公証人役場というのは、作成した定款の認証をしてくれるところなんだよ。定款の認証は、正当な手続きによって定款が作成されたことを公証人が証明することなんだ。この認証行為は公証人の権限だから、公証人以外が認証をすることはできないんだ。

新人宮城くん
へぇ~。そんなに公証人の定款の認証って重要なんですか?

伊藤所長
とても重要なことなんだよ。定款は作成したままだと、ただの紙と同じなんだ。だから公証人役場で公証人の「認証」を受けて初めて効力が生じることになるんだよ。ちなみに認証を受ける公証人役場は、どこでもいいわけじゃなく、会社設立する会社の所在地の管轄する公証人役場ということに注意が必要なんだよ。

新人宮城くん
へぇ~。知りませんでした。所長、今日もありがとうございます。

伊藤所長
宮城くん、また一つ成長したね。その調子でどんどん色んなことを吸収していくんだよ。

 

いかがでしたでしょうか?会社設立するときの書類の1つに「定款」があります。この定款は会社の基本ルールとなりますので会社設立する際に作成する重要な書類の1つです。中身については、抜かりなく作っておくことをお勧めします。

会社を仙台で設立するなら税理士・公認会計士の伊藤宏平にお任せください。

それでは、また。